2021.06.01
最近疲れを感じていませんか
高温多湿な時期となりましたが、いかがお過ごしですか?
DMJえがお生活の石谷です。
なんだか気温や湿度の急激な変化で疲れがとれない…。
そんな時、ほっとさせてくれるのが、やさしい甘さの和菓子です。
ところで、皆さんは「水無月(みなづき)」という
京都発祥のお菓子をご存知でしょうか。
「水無月」は、白いういろうの上に甘く煮た小豆をのせて
三角に切った和菓子です。
関西、特に京都では1年の折り返しにあたる6月30日に
食べる習慣があるそうです。
その由来は、6月1日(旧暦)に、氷を食べて夏バテ予防を
祈願する室町時代の宮中での行事から来ているとか。
三角形は魔除け・疫病除けの形であると同時に
氷のかけらを表しており、小豆の赤色は邪気を払い万病を
除くことを意味しています。
本物の氷が手に入らない庶民の知恵で生み出され、
無病息災への願いが込められている和菓子とは、
なんとも趣があります。
実際、小豆は各種ミネラル類や色素に含まれる
ポリフェノールなど健康成分も豊富なことから、栄養的に
みても理にかなっているのではないでしょうか。
まだ食べたことがないという方も
機会がありましたらぜひ味わってみてくださいね。
湿度・温度ともに変化が激しいこの時期、
くれぐれも体調を崩されないよう十分お気をつけください。
最後までお読みいただきありがとうございます。