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2022.06.01
紫陽花は育った土によって色が決まるそうです
いかがお過ごしですか?
DMJえがお生活の吉池です。
今年も早いもので折り返し地点の6月となりました。
こちら関東では夏目前のジメジメとした季節ですが、
この時季だからこそ楽しめるのが「紫陽花(あじさい)」。
青、赤、紫…と色とりどりの花びらが密集する様は、
さながら絵葉書のよう。
私の地元では線路脇やお寺にたくさんの紫陽花が咲き誇り、
雨の日に傘をさして散策するのが、この時季の楽しみです。
さて、そんな風光明媚な紫陽花ですが、
育った土によって色が決まることをご存じですか?
紫陽花には「アントシアニン」という色素成分が
含まれており、この色素が美しい色のベースとなります。
この「アントシアニン」は通常赤色ですが、
土壌に含まれるアルミニウムと反応すると青色に変化。
土壌が酸性だとアルミニウムが多く溶け出すため青色に、
中性から弱アルカリ性だとアルミニウムがあまり溶け出さ
ないため、紫や赤、ピンクに近い色になります。
ちなみに、白色の紫陽花はもともと「アントシアニン」を
持たないため、土壌による色の変化がない白い紫陽花になる
のだとか。なんとも神秘的ですよね。
こうした身近な花は遠出をせずに楽しめるのも魅力のひとつ
です。
気温の変化が激しく体調を崩しやすいこの季節、
運動不足解消の一環として季節の花々を眺めにちょっと
足を伸ばしてみてはいかがですか?
最後までお読みいただきありがとうございます。