トップページ日日是好日 すまいる知恵袋
電子レンジの中は意外と汚れています。ミカンの皮1個分を入れ、15〜20秒ほど加熱した後、固く絞ったふきんで水拭きするとベタベタ汚れが落ちます。ミカンの代わりにオレンジやハッサクなどの柑橘類なら何でもOKです。
しかも汚れだけでなく、いやな匂いを消す効果もあります。
うっかり目を離して焦げつかせてしまった鍋を洗うのはひと苦労です。しかし、鍋に未使用のお茶の葉を入れて水をはり、20分ほどそのままにしておけば、焦げついたものがきれいにはがれます。
その後、台所用洗剤で洗えばOK。是非お試しを。
肉ジャガやシチューを煮込んでいるとアクが出ます。これを取り除かないと味が落ちますが、いちいち取るのはけっこう面倒な作業。そんなとき、鍋の中にレタスの葉を1枚浮かせておくと、アクがレタスにつくので手間が省けます。
一番外側の葉を使えばムダにもなりません。
タイやアジなど魚を丸ごと焼くとき、両側の皮目に竹串でいくつか穴を開けておくと、焼いたときに皮が破けず、きれいな仕上がりになります。
また、開けた穴から余分な水分が蒸発し、より香ばしく焼き上がります。
揚げ物のとき、油のコシが弱ってカラリと揚がらなくなることがあります。そんなときは梅干しを入れて使うと油が軽くなり、カラリと揚がるようにます。その理由は梅干しの酸が、油に溶け込んでいた不純物を分解するからです。
生活の知恵を活用するとエコ生活につながります。
湯のみ茶碗に入れた熱い番茶の中に塩をひとつまみ入れます。これにガーゼを浸し、軽く水気を絞ってから閉じた瞼の上に約15分おくと、疲れ目に効果を発揮。これは番茶に軽い消炎作用があるため疲労を和らげ、ほどよい温かさが血行をよくするからです。
やけどをしないように気をつけながら行いましょう。
寝る前に手荒れ対策としてハンドクリームを使いますが、塗った後そのままにせず、必ず手袋をして寝ると見違えるほどなめらかな手になります。というのも、手袋によって手の温度が高くなり、皮膚が盛んに呼吸を始め毛穴を大きく開くので、ハンドクリームの栄養分が盛んに吸収されるのです。
かなりひどい手荒れでも、数日続けるだけで滑らかな手によみがえるはずです。
スイカやメロンを食べた後の皮を捨てず、風呂場に置いておきます。その理由は皮に少し残った実には、肌によいビタミンAやビタミンCがたっぷり含まれているからです。それを使って全身マッサージをすれば、肌がツルツルになります。
しかも、美白効果も期待できます。
女性にとって肘や膝などの黒ずみは非常に気になります。そんなときは、レモン汁を絞った後のレモンのカスを捨てずに取っておき、風呂上りに、気になる部分にあててこすります。そうすることで皮膚の新陳代謝が促進されます。
同時にレモンのビタミンCの美白効果で、肌の黒ずみが軽減されるので、一石二鳥です。
ニキビや吹き出物は、汗腺や脂肪を分泌する腺の出口に脂肪の固まりが詰まってしまってできるケースがほとんどです。その場合、すぐに大根おろしの汁をコットンにふくませ、ニキビや吹き出物の部分を軽く叩くようにしみ込ませます。
大根おろしには、原因となる脂肪の固まりを分解する働きがあるといわれています。
風邪気味かなというときや、のどの調子がちょっとおかしいというときは、お茶のうがいが効果的。緑茶や紅茶に多く含まれるカテキンは殺菌作用があり、のどの痛みをやわらげる効果もあります。
1日に何度もお茶うがいをしていれば、風邪をひきにくい体になります。
コンニャクを10分ほどゆで、タオルで包みます。これを右わき腹(肝臓)の上にあて20分ほど温めます。さらに腰より少し上の背骨の両脇(腎臓)にあてて温めます。すると内臓の疲れが取れ、とてもスッキリします。コンニャクには体内の毒素を出し、新陳代謝を助け、肝臓・腎臓を刺激してよく働かせる効果もあるのです。
やけどをしないように気をつけながら行いましょう。
熱い紅茶にすりおろしたしょうが小サジ1を入れて飲めば、代謝をよくし血行を促進するので体があたたまります。1日3〜5杯が目安。しょうがはおろしたてを入れるのがポイント。また、お風呂にひとつかみの塩を入れて入浴すると、発汗作用をうながし、湯冷めもしません。
そのまま布団に入れば冷えしらずです。
細かくくだいた黒砂糖に水を加え、とろみがつくまで煮詰め、冷めたら顔に塗って保湿パック。数分たったらぬるま湯で顔をすすげば、黒糖のコクトオリゴの美肌効果で乾燥肌もしっとりうるおいを取り戻します。
必ず冷ましてから顔に塗りましょう。
部屋干しで洗濯物が乾かないときは、下にくしゃくしゃにした新聞紙を丸めて置いておくと効果的です。洗濯物から出る湿気を新聞紙が吸い取るため、乾く時間も早くなります。
しかも室内の湿気も取ってくれるので、一石二鳥です。