トップページ明日のすまいる健康情報健康に良い油があるのは知っていますか?
健康に良い油があるのは知っていますか?
健康や美容のために、摂取したほうがいい油もある!? 油のとり方について、これまでの常識が変わりつつあります。
上手にとりたい油とは?
油は健康に悪いものと思われがちですが、3大栄養素の一つの「脂質」として、私たちの体に欠かせないもの。とり過ぎは肥満などにつながるものの、控え過ぎると、肌がかさつくなど美容面だけでなく健康面にもさまざまな不調が出てきます。油の種類を知り、適度なバランスを意識して上手にとりたいですね。
それってホント?! 油のことQ&A
Q 動物性脂肪より植物性の油の方が体には良い?
A 肉の脂やバターなど動物性の脂肪は、とり過ぎはNGですが、適度な摂取で脳卒中のリスクが減るという報告もあります。一方、植物性の油でも、リノール酸などオメガ6脂肪酸は過剰摂取に注意が必要です。
Q 積極的にとった方がいい油もある?
A 食品からとる必要がある必須脂肪酸の中でも、特に積極的にとりたいのが、青魚に多く含まれるEPA・DHA。その健康効果が注目されています。
Q オリーブオイルは体に良いから、たくさんとるべき?
A 悪玉コレステロールを減らす働きがあるオレイン酸が主成分で、抗酸化作用もあるオリーブオイル。体に良い油ですが、体内で合成できる脂肪酸なので、とり過ぎると体内に蓄積して体脂肪に。
油を構成する脂肪酸の種類
【現代人はオメガ6をとり過ぎ!】
揚げ物や菓子など加工品に多く含まれるオメガ6脂肪酸。食物から摂取しなければならない必須脂肪酸ですが、とり過ぎるとアレルギー性疾患や、動脈硬化を引き起こす可能性も。
大切なのは、オメガ3とオメガ6のバランスです!
オメガ3の油を積極的にとろう!
オメガ3脂肪酸を多く含む食品
【EPA・DHA】
- ●魚
- マグロやブリ、イワシなど青魚には、オメガ3のEPA、DHAがたっぷり。手軽な缶詰ならぜひ汁ごととりましょう。
【αリノレン酸】
- ●えごま油
- ●アマニ油
- 長時間の加熱には不向き。軽い炒めものや、生のままドレッシングに。
- 味や香りがほとんどないので、味噌汁やヨーグルトなどの食事にプラスしてもOK。