トップページ明日のすまいる健康情報生体リズムを整えて〝秋バテ〟を撃退するテクニック
生体リズムを整えて〝秋バテ〟を撃退するテクニック
だるさや食欲不振など、夏バテのような症状が涼しくなっても続く、あるいは秋になってから出てくることがあります。
寒暖差が大きい秋は自律神経が乱れやすい
残暑厳しい日もあれば、急に冷え込む日もある秋。一日の最高気温と最低気温の差も大きく、体温や血圧などの調整を行う自律神経はとても忙しくなります。
自律神経には、活動時に活発に働く交感神経と休息時に活発に働く副交感神経があり、バランスを取りながら24時間休むことなく働いています。寒暖差は、体をコントロールしている自律神経にとって大きな負担となり、そのバランスが崩れがちに。自律神経が乱れると、体のだるさや食欲不振、ぐっすり眠れないなど、〝秋バテ〟ともいえる症状につながってしまうのです。
【自律神経ってどんなもの?】
まずは生体リズムを整えることから
自律神経の負担を軽くするには、人にもともと備わっている生体リズムを整えることが大切。そのコツをご紹介します。
【起床時刻はなるべく一定に】
生体リズムを整えるには、寝床に入る時刻より、起きる時刻を意識して。
【太陽の光と朝食で体内時計をリセット】
朝の光を浴び、食べものを胃に入れて、活動モードへスイッチオン!
【昼寝は15時まで30分以内に】
疲れた自律神経を休めるには昼寝も効果的。ただし、夕方以降のうたた寝はリズムを崩す元に。
【軽い運動を取り入れよう】
日中は体を動かして体温を上げましょう。血行が良くなり、老廃物の排出もスムーズに。
【食事も規則正しく】
- 食事は自分なりのリズムで規則的にとりましょう。間食や夜食はとりすぎないようにし、過度の飲酒も控えましょう
- ※脳と腸は互いに影響し合っていて、腸の状態の悪さが自律神経の乱れにつながることも。秋が旬のキノコやイモ類は食物繊維が豊富なので、腸の環境を整えるためにも積極的に摂りたいですね。
【お風呂は就寝1~2時間前に】
- 38~40℃のぬるめのお湯で、10~15分ほど半身浴をするのがおすすめです。
- ※熱いお湯に肩まで浸かるとスッキリするように感じるかもしれませんが、熱いお風呂は交感神経を刺激して、体を活動モードにしてしまいます。